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高度な施設型農業「スマートアグリ」  

高度な施設型農業「スマートアグリ」     
植物工場、200ヶ所に拡大、3割黒字化


植物工場は日本国内で2009年の50ヶ所から200ヶ所(2015年3月時点)に急速に拡大している。
植物工場は高度な施設型農業の一形態で、光・温度・湿度・CO2濃度・水分・養分などの生育環境を人工的に管理し、年間を通じて計画的な収穫を目指していく栽培施設だ。
植物工場には、閉鎖環境で太陽光を使わずに環境を制御して生産を行う「完全人工光型」と温室等の半閉鎖環境で太陽光の利用を基本として、雨天・曇天時の補光や夏季の高温抑制技術等により生産する「太陽光利用型」の2つがある。いずれも、コンピュータを用いて積極的に生育環境をコントロールする。
具体的には、栽培者が制御盤を用いて制御用コンピュータにて環境設定を行うと、各種センサで生育環境を把握し、温湿度であれば空調機養分であれば追肥装置などを用いて計画的にコントロールする。植物工場の要素技術に関して日本は世界のトップレベルであり、植物工場でのセンサ・モニタリング技術や制御技術などの中には、製造業(生産システム)における技術が適用されているものも多い。
現状では実証用の小型施設も多いが、約3割の施設で黒字化を実現している。これこそ植物工場などの“スマートアグリ”の一完成形で、「勘と経験」から「科学と実績」に裏打ちされた計算できる農業経営へと向かっている。

※スマートアグリ
直訳すると「スマート(利口)なアグリカルチャー(農業)」。最新のIT技術で常に栽培に最適な環境を実現する、最新鋭の農業のこと。世界1、2位の農業輸出国アメリカ、オランダを筆頭に「農業革命」が進む。経産省ではスマートアグリシステムの設計・開発・輸出には「IT事業者、農家、農業機器や食品メーカー、商社や金融機関といった異業種プレーヤー同士の提携、事業展開等を支援していくことが最重要」という。日本の農産物輸出額は0.3兆円、米国10兆円。



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