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短期滞在手術等基本料、新たに手術・検査が追加される方向

短期滞在手術等基本料、新たに手術・検査が追加される方向
「子宮内膜ポリープ切除術」「副腎静脈サンプリング」などが候補

―厚生労働省 入院医療等の調査・評価分科会


10月18日、厚生労働省の「入院医療等の調査・評価分科会」が開かれ、「短期滞在手術等基本料3」について議論を展開。新たに複数の手術・検査が追加される可能性が高まった。候補としては「副腎静脈サンプリング」「子宮鏡下子宮内膜焼灼術」「子宮鏡下有茎粘膜下筋腫切出術」「子宮内膜ポリープ切除術」が挙がっている。

 「短期滞在手術等基本料」は、日帰り手術や4泊5日までの入院による手術を行うにあたって必要な術前・術後の管理、検査、画像診断などを包括的に評価した診療報酬として2000年度から導入された。その後、短期間で退院可能な検査・手術が増えていることを受け、2014年度の診療改定で21種類の手術・検査を短期滞在手術等基本料3の対象としたうえで、包括範囲が全診療報酬点数となった。

そして、2016年度の診療報酬改定ではさらに「経皮的シャント拡張術・血栓除去術」「体外衝撃波腎・尿管結石破砕術」「ガンマナイフによる定位放射線治療」が追加。さらに対象となる手術・検査を増やすことで、効率的な医療を後押ししようというのが狙いだ。

今回候補に挙げられた4つの手術・検査の選定基準は、概ね前回改定時と変わらない。特に「在院日数の短さ」「算定点数のばらつきの少なさ」は重視しているポイントだということが改めて浮き彫りとなった。1点だけ変更となったのが症例数。前回改定時は「一定の症例数が存在」だったのが、「該当症例数100件以上」に変更となった。より具体的な実績をベースに選定しようという意図が見て取れる。

なお厚労省は、DPCの点数設定方法D区分が、入院期間を1日で固定しているため短期滞在手術等基本料3の設定と酷似していることも問題視。しっかりとした要件を定めて整理することが必要だとした。短期滞在手術等基本料3の設定がさらに見直される可能性もあり、今後の議論のゆくえを注視していきたい。



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