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協会けんぽ、8年連続の黒字 黒字額は4,486億円   

協会けんぽ、8年連続の黒字 黒字額は4,486億円          
社会保険の適用拡大を受けた加入者数の増加が要因

―全国健康保険協会
 

全国健康保険協会(協会けんぽ)は、7月6日に2017年度の決算見込み(医療分)を発表。収入が9兆9,485億円、支出が9兆4,998億円で、4,486億円の黒字であることがわかった。黒字は8年連続で、過去最高だった2016年度の4,987億円に次ぐ額となった。

「協会けんぽ」は、中小企業が主に加入している公的医療保険。2009年度に5,000億円近い赤字決算となったことから、国庫補助割合や保険料率の引き上げといった特別措置がとられ、翌2010年度から黒字に転換している。

2017年度の収入は2016年度から3,265億円増加。これは、主に保険料収入の増加によるもので、同協会は「保険料を負担する被保険者の人数が3.9%増加した」ことと、「被保険者の賃金(標準報酬月額)が0.6%増加」したことが要因だとしている。とりわけ大きいのは被保険者数の増加だが、その背景にあるのは2016年10月からの社会保険の適用拡大だろう。それまでは、「週30時間以上」の勤務が社会保険の加入要件となっていたが、「週20時間以上」「月額賃金8.8万円以上」へと変更された。格差是正や女性の就業意欲を促進するなどの狙いによるもので、加入者数が87万4,000人増えた要因のひとつとなっている。

一方で、支出も3,765億円増えている。これは、保険給付費の増加が要因で、2016年度に比べて2,366億円伸びている。伸び率は4.2%で、過去最高の黒字をマークした2016年度の伸び率3.2%を上回った。同協会は、2016年度の黒字が同年度に実施された診療報酬のマイナス改定の影響によるものと分析しており、一時的に抑制された伸びが回復したとみられる。

注目したいのは、支出の4割を占める拠出金だ。高齢者医療にかかわるもので、2016年度に比べて1,235億円増加。高齢者数が増えているのに加え、2017年度はマイナス精算(拠出金の概算納付分の戻り)の影響がなかったことが要因となっている。今後、高齢者数は増加の一途をたどるため、拠出金も増えていくことは確実であり、同協会の収支構造に大きな影響を与えることが予想される。

なお、大災害など不測の事態での保険給付費の支払いに備え、積み立てが義務付けられている準備金は、2兆2,573円に達した。これは法定の1カ月分を大きく上回り、約3カ月分となっているため、国庫補助割合や保険料率見直しの対象となる可能性がある。



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