FC2ブログ

かかりつけ医以外の受診に定額負担を 財務省提言

かかりつけ医以外の受診に定額負担を 財務省提言        
高額医療・医薬品を保険適用外にすることも求める 

――財務省 財政制度等審議会財政制度分科会


財務省は10月9日の財政制度等審議会財政制度分科会で、社会保障についての改革案を示した。医療分野に関しては、かかりつけ医以外を受診した場合、通常の自己負担に加えて定額負担を設けることや、「高度・高額な医療技術や医薬品」を保険適用外とすることも提言している。

かかりつけ医以外の受診に定額負担を導入するのは、かかりつけ医への誘導を促進するのが狙い。また、諸外国と比較すると日本の外来受診頻度は高いため、「限られた医療資源の中で医療保険制度を維持する」ため、一定の追加負担が必要だとしている。受診1回あたりの保険点数が500点未満と少額なのが約4割を占めていることも、定額負担を求める理由のひとつだ。1回1ユーロとなっているフランスの受診時定額負担制度をモデルと考えているため、実際に導入が決まれば100円台前半の金額からスタートすることになるだろう。

ただし、本当に導入が決定するかは未知数。なぜならば、財務省はこれまでも再三にわたって受診時定額負担の必要性を訴えているものの、厚生労働省からその都度却下されているからだ。とりわけ、診療側である日本医師会は強く反対してきており、今回も同様に反発することは間違いない。少額医療を軽視すれば重度化を助長するとの意見も根強いため、今回も同様に却下される可能性が高い。

むしろ、医療費削減を進めるための“駆け引き”として、同じ提言を持ち出しているきらいもあるのではないか。財務省は、医療費・介護費と雇用者報酬の推移を並べたグラフを提示したうえで「医療費・介護費の伸びを放置すれば、今後も保険料負担の増加は免れず、雇用者の実質賃金の伸びは抑制される」と断言。さらに、「増大し続ける医療費・介護費を予防医療によって抑制することはほぼ不可能」「予防医療は医療費を削減するのではなく、むしろ増加させる」との学者の意見を引き、これまで社会保障費抑制のために予防医療を促進すべきとしてきた政府方針を覆すような主張すら展開している。これらの提言が的を射ているかは別として、社会保障費を本気で抑制しようという財務省の姿勢を鮮明に示したことだけは間違いない。「2025年問題」を目前に控え、次期診療報酬改定をめぐる折衝は従来以上に厳しいものとなりそうだ。



メルマガをご希望の方は、事務所ホームページよりお申し込みください。

 今すぐクリック


千葉県船橋市宮本8-30-12
税理士法人宇田川会計事務所
TEL:047-426-5525
mail:udagawa-kiyoshi@tkcnf.or.jp























































スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

最新記事
カレンダー
10 | 2018/11 | 12
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
カテゴリ
事務所プロフィール
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
ブログ
543位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
社長ブログ
19位
アクセスランキングを見る>>
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR