fc2ブログ

2019年度厚労省予算案、32兆351億円と過去最大   

2019年度厚労省予算案、32兆351億円と過去最大        
消費税増税による診療報酬改定は本体0.41%引き上げ

――厚生労働省

政府は12月21日、2019年度予算案を閣議決定。全体で101兆4,564億円と、初の100兆円超えとなった。厚生労働省の予算案は一般会計が32兆351億円と前年比2.9%増となり、過去最大を更新(※)。社会保障費の自然増は、概算要求時の約6,000億円から約4,800億円まで圧縮されている。2019年10月の消費税増税に伴って実施される診療報酬の改定率は、本体が0.41%増、薬価は0.51%減、材料価格は0.03%増となっている。

重点事項として挙げられたのは「全世代型社会保障の基盤強化」。人口減少社会を迎える中で、「人生100年時代を見据えた一億総活躍社会の実現」をめざす。具体的には「働き方改革・人づくり革命・生産性革命」、「質が高く効率的な保健・医療・介護の提供」、「全ての人が安心して暮らせる社会に向けた福祉等の推進」の3つの柱を立てている。

医療分野では、「医療従事者の働き方改革の推進」に15億円を計上。2018年度当初予算額が6.9億円だったため、倍額以上を注ぎ込んでいる。また、「医療分野における生産性向上の推進」には、2018年度当初予算額の約8倍となる15億円を計上。全国的な保健医療情報ネットワークの稼働に向けた課題の検討および実証、中心的なICUで複数のICUの患者モニタリングを行う「Tele-ICU体制」の整備促進、電子処方箋の調査などに用いられる。

そのほか目を引くのは、「データヘルス改革の推進」。2018年度予算額が172億円だったのに対し、550億円増額した722億円を計上する。そのうち300億円を費やすのは、新たに開設される「医療ICT化促進基金」だ。マイナンバーカードなどによる医療保険のオンライン資格確認の導入に向けた支援や、電子カルテの標準化に向けて医療機関での初期導入経費を補助する。前述した保健医療情報ネットワークも整備しなければならないことが、この金額に表れた格好だ。また、「災害医療体制、健康危機管理体制の推進」。2018年度当初予算学の22倍以上となる94億円を計上。DMAT体制の強化や災害拠点病院の耐震化、給水設備の強化、非常用自家電源設備の整備を進めていく。

※毎月勤労統計の不正問題が起こったことで、1月18日に雇用保険などの追加給付に必要な経費を計上。約7億円増の32兆358億円となった。



メルマガをご希望の方は、事務所ホームページよりお申し込みください。

 今すぐクリック


千葉県船橋市宮本8-30-12
税理士法人宇田川会計事務所
TEL:047-426-5525
mail:udagawa-kiyoshi@tkcnf.or.jp





























































スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

最新記事
カレンダー
02 | 2024/03 | 04
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
カテゴリ
事務所プロフィール
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
ブログ
1037位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
社長ブログ
41位
アクセスランキングを見る>>
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR